今回は、Laravelのクエリービルダークラスのメソッドであるfirst()とget()、all()について整理します。

このfirst()とget()、all()は、クエリービルダーやEloquent ORMで使用します。
それぞれの使い方は、下記の通りです。

first()
クエリを実行して、レコードの最初の結果を取得します。
引数はオプションで、表示するカラム名を配列で指定します。
デフォルトは全カラムです。

記述例：
//クエリービルダー
DB::table('モデル名')->first();
//Eloquent ORM
モデル名::first();


get()
クエリを実行して、レコードの複数の結果を取得します。
条件または引数を指定しない場合、全レコードが取得されます。

記述例：
//クエリービルダー
DB::table('モデル名')->get();
//Eloquent ORM
モデル名::get();

all()
クエリを実行して、レコードの全ての結果を取得します。

記述例：
//クエリービルダー
DB::table('モデル名')->all();
//Eloquent ORM
モデル名::all();


なお、このメソッドはLaravelの下記ファイルに定義されています。

first()、get()
vendor/laravel/framework/src/illuminate/Databese/Eloquent/Model.php

all()
vendor/laravel/framework/src/illuminate/Databese/Eloquent/Collection.php


以上です！

【参考サイト】
『Laravel4、テーブル操作の戻り値』
『Queryビルダークラスのメソッド一覧』
『Builder::first()メソッド』
『Builder::get()メソッド』