今回は、ドメイン情報を対話的にDNSサーバーへ問い合わせるコマンドnslookupを書き留めておきます!
まず、用語解説から、
えぬえするっくあっぷ 【nslookup】
Name Server LOOKUPの略。DNSの動作を調査するコマンドで、DNSを使ってドメイン名からIPアドレス(もしくはその逆)を調べられる。ドメイン名をパラメータとして実行すると、DNSサーバーにアクセスしてドメイン名とIPアドレスを画面に表示する。DNSサーバーにアクセスできなければ当然エラーになってしまうので、DNSサーバーが正しく動いているかどうかを調べるのにも利用できる。なお、ドメイン名からIPアドレスを調べることを「正引き」、IPアドレスからドメイン名を調べることを「逆引き」という。逆引きは、サーバーがアクセス履歴を取る場合などに利用される。また、問い合わせタイプを指定することで、DNSで扱っている各種のドメイン情報を参照することも可能だ。
『ASCII.jpデジタル用語辞典』
使い方は、
対話的な方法と
非対話的な方法の2種類があります。
それぞれについて、
●対話的な方法
nslookup
コマンドだけを書きます。
これで下記の様に何度も対話的に問い合わせができます。
なお、
answer:以下が回答(問い合わせ結果)となります。
[*******@****** ~]$ nslookup
> www.google.co.jp
Server: 192.168.0.50
Address: 192.168.0.50#53
Non-authoritative answer:
Name: www.google.co.jp
Address: 216.58.220.163
> www.yahoo.co.jp
Server: 192.168.0.50
Address: 192.168.0.50#53
Non-authoritative answer:
www.yahoo.co.jp canonical name = www.g.yahoo.co.jp.
Name: www.g.yahoo.co.jp
Address: 182.22.72.251
>
●非対話的な方法
nslookup [ドメイン名/IPアドレス]
nslookupの後にドメイン名かIPアドレスを指定します。
これで下記の様に非対話的に問い合わせができます。
なお、対話的な方法と同じように
answer:以下が回答(問い合わせ結果)となります。
[*******@****** ~]$ nslookup www.google.co.jp
Server: 192.168.0.50
Address: 192.168.0.50#53
Non-authoritative answer:
Name: www.google.co.jp
Address: 216.58.220.163
【参考サイト】
『nslookup - 対話的にDNSサーバーへ問い合わせ - Linuxコマンド』
『【 nslookup 】 ドメイン情報を対話的にDNSサーバーから取得する』