今回は削除したファイルをコミットするコマンドを書き留めておきます。

プログラム超初心者は、ファイルの削除も「git add ファイル名」でできると思っていたのですが、そのままではできないことを最近ハッキリと知りました。

それでは、以前まとめた下記を念頭に置いていくつかの方法をまとめます。

『ディレクトリやファイルの変更を記録する場所を把握する』

ワークツリーで削除済みの一つのファイルをインデックスへ登録する
ワークツリーで削除
$ rm ファイル名

ワークツリーの削除の情報をインデックスへ登録
$ git rm ファイル名
または、
$ git rm --cached ファイル名


ワークツリーで削除済みの複数のファイルをインデックスへ一括登録する
$ git rm $(git ls-files --deleted)
または、
$ git rm `git ls-files --deleted`


ワークツリーで削除すると同時にインデックスへ登録する
$ git rm ファイル名


広義に変更したファイルをインデックスへ一括登録する
内容を変更したファイルだけではなく、削除したファイルもインデックスへ登録する。
しかし、新規に作成したファイルはインデックスへ登録されない。
なお、このオプションの「-u」は「-update」であり、既にGit管理下にあるファイルの内、変更点のあるものだけをインデックスへ登録するオプションとなります。
$ git add -u

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なお、これは、少し今回の趣旨とは異なりますが、

git addで間違ってまたは不要にインデックスへ登録した情報を削除する
$ git rm --cached ファイル名


インデックス全体を削除する
$ git reset HEAD


以上です。


【参考サイト】
『Git初心者に捧ぐ！Gitの「これなんで？」を解説します。』
『rmしたファイルを一括でgit rmする』
『rmした複数のファイルをまとめてgit rmする』
『私の使うGitコマンドまとめ 基本コマンド編』
『【Git】git add: ステージする(索引に追加)コマンドとオプション』