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エンジニア初心者の備忘録

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ディレクトリ内のファイル数を確認する~エンジニア初心者のためのLinuxコマンド~

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ディレクトリ内のファイル数を確認する~エンジニア初心者のためのLinuxコマンド~

今回はあるディレクトリ内にファイルがいくつあるか確認したい場合のコマンドについて整理します。

結論から書くと、該当のディレクトリで下記のコマンドを実行すれば確認することができます。

$ ls -1|wc -l

この組み合わせのコマンドがどのようにカウントを行っているかを順次確認していきたいと思います。


まず、準備から、、

$ mkdir hoge
$ cd hoge
$ touch a.txt
$ touch b.txt
$ touch c.txt
$ ls
a.txt  b.txt  c.txt

それでは、まず、「ls」について

$ man ls

LS(1)                                                                    LS(1)

名前
       ls, dir, vdir - ディレクトリの中身をリスト表示する
つまり、hogeディレクトリの中身をリスト表示するわけですね。

$ ls
a.txt  b.txt  c.txt

この「ls」に「-1」オプションを使用します。

       -1     出力を 1 列にする。
1行に1ファイルを表示させる処理を行うわけですね。

$ ls -1
a.txt
b.txt
c.txt

ちなみに、このオプションは数字の「1」(イチ)です。



次に、「ls -1」と「wc -l」の間の「|」は、パイプですね。
「ls」の標準出力を「wc」の標準入力に接続、渡しているわけですね。



最後に、wcですが、

$ man wc


WC(1)                                                                    WC(1)

名前
       wc - ファイルのバイト数・単語数・行数を表示する

書式
       wc [-clmwL] [--bytes] [--chars] [--lines] [--max-line-length] [--words]
       [FILE]...
       wc [--help] [--version]

説明
       wc は指定された各 FILE のバイト数・空白で区切られた単語の数・行数を数え
       る 。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ‘-’
       だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。

       デフォルトでは、 wc は 3 つ全てを出力する。オプション指定により出力する
       項 目を指定できる。オプションは先に指定したものを取り消すことはできない
       。したがって ‘wc --bytes --words’ はバイト数と単語数の両方を出力する。

       wc は最後の行に各 FILE のカウント数を合計して表示する。結果は、改行数・
       単語数・バイト数の順に表示される。

ディレクトリ内の内容を、改行数・単語数・バイト数の順に表示するわけですね。

$ ls -1|wc
      3       3      18

必要なのは、ファイル数ですので改行数が分かればいいので「-l」オプションを利用します(こちらは英字の小文字エルです)。

       -l, --lines
              改行数だけを出力する。
$ ls -1|wc -l
3



覚えておくと、ちょっとした時に役に立ちますね。


以上です!
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